基本的なことですが、「何のために」お金を出して駆除を依頼しようとしているのか。

• 部屋の中にネズミが出なくしたい。
• 天井裏の音を無くしたい。
• 食品の被害を無くしたい。
• ダニが出て困っている。
• 同じ建物にネズミが居るのが耐えられない。
• ネズミに反応して警備システムが発報してしまう。
• とにかく厭だ。

何が問題で、どうしたいのか。はっきりと目的が言葉にならなくても、意識して話すのが大切です。

駆除業者はビジネスとして駆除を行なっています。ですから、絶対に自分達が損するような見積は出しません。安ければ安いだけの理由があるとお考え下さい。ですので、その金額で「何をしてくれるのか。」確認することがとても大切です。例えば、粘着シートを敷き、特性の餌を置いてくれる。１年間保証がつく。そんな内容だったとします。しかし、一ヶ月に１回来てくれてシートを置き餌を置くだけでネズミがどうにかなると思いますか？保証期間内は呼べば来てくれるけれど、最初と状況が全く変わらない。来てもらうのが目的ならそれで構いませんが、１年経って契約が終わって。何も変わってないのでは駆除とは言えないのではないでしょうか。

最初に３万円の見積もりで駆除すると言っていたのに、床下に換気扇をつける工事が必要だから１０万円追加、ゴミを廃棄する必要があるからプラス５万円追加、、、、と、気づいてみたら全部で１００万円以上になっていた。そんなことになっては大変です。必ず、追加費用が発生するのかどうかをご確認ください。「駆除が終わるまでにいくらかかるか」確認するのもひとつの方法です。

大きな会社では、多くの現場をこなすために、アルバイトを使ったり、下請け業者に実際の駆除をまわしたりすることがあります。アルバイトや下請会社を使うこと自体は悪いことでは無いのですが、「調査に来てくれた人が良かった。」「立派そうな会社だ。」だから決めた業者なのに、いざ駆除が始まってみたら、汚い格好の素人が来て、話を聞いてもよくわかっていない。といったことにならないようご注意下さい。窓口の会社がどのように管理し、教育しているのか確認するのが良いでしょう。

駆除をしているのをご近所に知られたくない。また、特に飲食店では「ネズミが出ているのを知られたくない。」のも当然です。気にしないのであれば良いのですが、こういった配慮のできる業者かどうかもポイントになります。これからも住み続けるご自宅ですからご近所との関係は大事にしたいですよね。

1年保証、5年保証など、駆除に加えて保証期間をつける業者さんがいます。ポイント２でも書きましたが、呼べば来る、機械的に作業をするだけの保証内容ではあまり意味が無いのではないでしょうか。ネズミが出たらキチンと出なくなるように対応してくれるか？臭いが出たら臭いが無くなるように処置してくれるか？保証の内容をキチンと確認しましょう。

悪意のある業者とは限りませんが以下の様な場合は十分ご注意ください。

• 必要以上に不安を煽る。
• 契約書などを残さず、口約束のみで話をすすめる。
• 追加料金、別料金。駆除を開始してから、必要な物があると別途費用を請求する。
• 魔法のように効果のでる装置を置くだけ。

※大抵はすぐ効果がなくなります。特に高価なものは慎重にご検討ください。

大切なのは、内容を確認しキチンと契約書を結ぶこと。
遠慮せずに保証やお金のことを明確にすることです。