ネズミの行動範囲と縄張り

犬の散歩でベットボトルを持っている人増えましたね。
何かと思ったら、散歩中のおしっこを洗い流すための水なんですね。
手に持ってたら私は間違って飲んじゃいそうです。
折角の縄張り主張が洗い流されてしまって、犬側はどう思っているのでしょうか?
もしかしたら匂いは残っているのかもしれませんね。

ネズミにも縄張りはあります。

番い(つがい)を最低単位として、親子、一族がひとつのグループ。
一軒家であれば隣接3軒ほどを縄張りとして行き来しています。
大きなビルの中に複数のクループが存在する事もあります。
一つの住宅で、
屋根裏など高いエリアはクマネズミ、
床下など低いエリアはドブネズミ
と共存している事もあります。

共存と言っても、仲良く暮らしているわけではなく、
たとえ同族同士であっても他の縄張りに入れば
追い出され殺されてしまいます。

一軒家であれば一軒だけが縄張りというのが私の感覚だったのですが、
どうもここのところの駆除進行を見ていると3〜4軒が縄張りになっている事の方が多いようで、
私の感覚が間違っていたのか、昔より縄張りが広くなる傾向があるのか興味深いところです。
この縄張りの範囲について学術的な研究も見たことが無いです。
とはいっても、我々が駆除の対象としているクマネズミは
現場でのフィールドワークが難しく、
また室内実験においても、
ラットやマウスと違い検体確保が難しいため
思うように研究が進まないのが実情です。

先日新しいネズミ忌避装置を開発している
メーカーの部長さんとお話しさせて頂いたのですが、
上記のような理由で実証実験が進まず頭を抱えていました。

そう考える、現場の経験やデータ収集は
駆除改善の一番の近道かもしれません。